OPERA オペラ ティントオイルルージュ リップティント の全成分分析

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OPERA オペラ ティントオイルルージュ リップティント の全成分分析 化粧品hack

OPERA オペラ ティントオイルルージュ リップティント の全成分分析

こんにちは元オーガニック化粧品の研究開発者のゲンです。
今回は友人の要望で、イミュさんのOPERA オペラ ティントオイルルージュ リップティント Nの全成分分析をしてみました。#オペラ #口紅 #リップティント

 

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商品の概要 スペック

 

販売名  情報がなかったので不明
種類別名称 情報がなかったので不明
容量 情報がなかったので不明

製品の特長

透けるキレイ色 落ちずに続く
透けながら唇そのものを色づかせ、自分だけの色と質感を表現するティント処方のルージュ
[ POINT ]
01.さっとひと塗りで“モテ質感リップ”に
キレイ色が透けるようにつき、色を「乗せた」のではなく、唇そのものが色づいたような 仕上がりに。

02.ティント処方で、キレイ色が落ちずに続く
唇の水分に反応して発色するティント処方により、色落ちせず、つけたての色をキープします。

03.しっとり、ベタつかない
サラサラのリップケアオイルをベースにしているから、唇の上でスルスル伸びて極薄フィット。鏡を見ずに塗れるほどストレスフリーな塗り心地。(スクワラン配合)

全成分はこちら

スクワラン、リンゴ酸ジイソステアリル、(イソステアリン酸ポリグリセリル-2/ダイマージリノール酸)コポリマー、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、イソノナン酸イソトリデシル、水添ポリイソブテン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、ポリエチレン、パラフィン、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、マイクロクリスタリンワックス、アルニカ花エキス、カミツレ花エキス、スギナエキス、セージ葉エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、セイヨウノコギリソウエキス、ゼニアオイ花エキス、トウキンセンカ花エキス、フユボダイジュエキス、水酸化Al、ジメチコン、フェノキシエタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、酸化チタン、酸化鉄、赤201、赤202、赤223、橙201、黄4

出典:メーカーのHPより

 

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ゲンさんの解説【元化粧品研究開発者】

 

ざっくりな処方の印象

液体系の油に油を固める増粘剤(油溶性ポリマー)を加えて、そこに色素を入れた処方っていう感じですね。少し固形の油(マイクロクリスタリンワックス)も入っていますが、なるべく固形の油を少なくして、増粘剤で固めて、液状油を多くして、潤ったように見せるという印象です

 

かなり耐水性、閉塞性の高い油を使っているので、そうそう落ちにくいかなとは思います。しかもスクワランを使ってたり、色々な使用感の油を使って、使用感や耐水性を調整しているので、使用感重視、見た目重視の処方かなと思います。あとは酸化しにくい油で構成しているので、酸化の点は心配ないかなと思います

 

そもそもティント処方ってなによ

一応調べたところリップティントとは、韓国発祥とされてますが(まあどこの国でもいいですが)、ティント染めるという意味で、口紅やリップグロスとは異なる新しいリップアイテムのこととされてるみたいです。まあでも、マーケティング用語かなと思います。唇が自然に染まっている、もとからその色みたいになっているように見えるようにした処方ってところでしょうか。

言うなればグロスと口紅の中間ってところでしょうかね。明確な定義はありません。あれば誰か教えてください。

自分の中での違いは

 

口紅・・・固形の油で液体の油を固めた処方
ティント処方・・・油の増粘剤で液体の油を固めた処方
グロス・・・粘度の高い液体油で作った処方

 

だと思います。間違っていたらご指摘ください。おそらく一般の人の解説とは違うと思いますが。
今もそうですが、油の増粘剤ってほとんど原料として少ないんですよね。最近になって少しづつチラホラと見かけるようになりましたが、まだまだ少ないです。

 

少しづつ改良して、良い原料ができて、ティント処方なるものができるようになったのだと勝手に思ってます。おもしろい分野かもしれないので、また今度詳しく書きたいと思います。

 

おそらくティント処方の定義をはっきりさせるとこのリップティントがより詳しく解説できると考えています。やはりグロスと口紅の中間って表現が一番自分としてはしっくりきます。

 

植物エキスはたくさんの種類が入っていますが、まあ油性の商品なので、ほとんど配合量はないと言っていいと思います。フェノキシエタノールが入っていますが、パラベン類で防腐しているので、防腐剤というよりは植物エキスのキャリー成分かなと思います。そんなに気にならない。まあ、配合量はかなり少ないと思います

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ツッコミ疑問ポイント

 

唇の水分に反応して発色するティント処方により、色落ちせず、つけたての色をキープします。

この表現はちょっと謎ですが、唇の水分に反応して発色というよりは、もともと塗るとみずみずしく見える口紅って感じですかね。

 

自分であれば、植物エキスを入れずに酸化しにくい植物油を入れるかなと思います。油系の処方に植物エキス入れるとほとんど配合量は入れれませんし、付随して防腐剤も入れないといけなくなるので、効果を期待して入れるんだったら植物系の油かなと思います。
ただ、植物油には植物エキスのような色んな効果効能は求めれないので悩ましい問題ではあるんですがね。。

 

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こういう人にオススメ

 

まあ、正直デザインもすごく良いですし、使用感重視、見た目重視なので、買って楽しい商品ではないでしょうか。使ってないので何とも言えませんが、色もすごく良さそうですよね。

 

口紅を使いたいけど、唇が潤ったように見せたい。グロスっぽい口紅がほしいという方にはすごく良いと思います。あとはブランドとか色とかは好みですね。

 

口紅系の商品って正直色のセンスに落ち着くと思うので、ここらへんはブランドの企画者の腕の見せ所だと思います。処方的には何か飛び抜けてすごいとかはないと思いますが、やはりブランドって科学の合理性だけではないので、なんかオシャレってのはすごく大事だと思います。

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こういう人にはオススメしない

 

気になるのは、合成色素ですかね。赤201とか黄とか書いてるやつです。ダメな人はダメなんですよね。反応しちゃう人は反応しちゃいます。特に問題ない人は大丈夫です。今回フェノキシエタノールはおそらくものすごく少量配合なので、気になりませんが、合成色素は少量でも反応しちゃう人がいるので、そういう人はミネラル系にするしかありません。でも、ミネラルではここまで発色よくはならないんですよね。残念ながら。ここが難しいところです

 

以上です。最後まで読んでくれてありがとうございます
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